3.長岡市内の被害報告
今回の地震では、研究室の被害も小さかったため市街地の被害状況を見て回ることができました。
地震当日の午後15時過ぎより、修士2年:草場大作、狩野美代、竹中真幸、修士1年:江口淳、学部4年::阿津龍哉、岩元達也が3組に分かれて
国道8号線の様子。道路は混み合い、緊急車両(パトカーや救急車)も行き交う。
石の置物が崩落し、垣根を突き破る。
手前の草場レポータ:「ガス漏れ現場です。復旧にはもう少し時間がかかりそうです・・・。」
水道管が破裂!片側通行で非常に危険です。 急げ、ポンプ排水!!
3年前の「中越地震」で液状化によりマンホールが浮上した現場。
今回の地震では大丈夫でした!
7月16日(地震当日)12:40分現在の駅構内の張り紙。
「新幹線、在来線共に9時間以上運転見合わせする見込み」
しかし、予定よりずいぶん早い16時頃にはゆっくりと運転(試運転)開始!?
駅前では神輿を担ぐ余裕も見られました!
以上のように長岡市内では、中越地震のような壊滅的な被害はありませんでした。
しかし、ここ数年で北陸地方は3度の大きな地震の被害が出ており、外見では見えない人の心の被害は非常に大きいと言えます。
なお、私達が生活する長岡市に隣接する柏崎市では、
7月20日現在 10名の死亡者、1000人以上の負傷者、4000人以上の避難者、900棟以上の住宅全壊の被害が生じました。
私たちの研究室一同、この「新潟中越沖地震」からの一日でも早い復興に尽力をつくしていきたいと思います。
(文責:修士2年 草場大作)